複写紙

よく、野球のオーダー表や

伝票関係で使われる

裏に写る紙のお話。

昔は黒いシートを間に挟んで複写するカーボン紙を用いて普通紙に複写していた。

白い紙なのに筆圧をかけると転写される用紙を

「感圧紙」といいます。

ま、漢字の意味合いはそのままですね(笑)

感圧の原理は、紙に薬品が入った細かなカプセルが塗布してあり

筆圧をかけることによって、そのカプセルが破裂し化学反応を起こし

書いたものが転写されるのです。

この感圧紙は“上”“中”“下”の3種類があり、

上は下の部分にだけカプセル粒子を塗布してあり、

下は上の部分にカプセルの中の薬品に反応する発色剤を塗布してあります。

まぁ2枚組の複写物だったらこの２つで事足ります。

3枚以上になると中が登場します。

中には上に発色剤、下にカプセルが塗布してあり

この中が電車の真ん中の車両のような働きをします。

野球のオーダー表は全部、中を使っているんですなぁ。

だから、下敷き引かないと全部に複写される(汗)

そんな感圧紙のお話でした(´ω｀)ゞ